明月記を読む 定家の歌とともに〈下〉   高野公彦著

月刊誌「短歌研究」での49回、5年にわたる好評連載を待望の単行本に!

『明月記』に書き継がれた〈歌の人〉定家の変遷を辿る。

秋とだに吹きあへぬ風に色かはる生田の杜の露の下草
         (最勝四天王院名所御障子和歌より)

若き後鳥羽院との運命的な出会い、新古今集の撰進。
承久の乱を経て、老いを迎えた定家は、今日に残る
多くの古典の書写に打ち込む。

・定家略年譜・定家和歌初句索引付き



2018.11.20刊
コスモス叢書
四六判並製/232頁
ISBN978-4-86272-601-8
販売価格 2,800円(税込3,080円)

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