体内飛行

石川美南 歌集


日常=ワンダー


もし作品連載がなかったら、 私の人生は、これほど大きく変化していただろうか。
目で、手で、身体で受け止めてきたものたちが、短歌の中に放たれる。



──ワンダーに満ちた日々の記録。──


2017‐2018年の作品連載「体内飛行」/書き下ろし9首を含む「1980-2019」/全280首を収録。


『架空線』に続く5冊目の歌集。

中学生の頃が一番きつかつただらうな伏目がちのメドゥーサ


正夢のやうだと思ふ濡れた手で掴めば濡るる手紙のことを


試着室に純白の渦作られてその中心に飛び込めと言ふ


( 帰るつてどこにだらうか) コントでは手首をひねつたら部屋の中


内と外つながつてゆくあやふさのエッシャー、細く柔らかな線

装画 山下陽子「無辺の跳躍」(『未踏の星空』より)
装丁 花山周子

ISBN978-4-86272-640-7
C0092 ¥2000E
定価:本体2000 円(税別)


販売価格 2,000円(税込2,200円)

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