この本は、「作歌文法の入門書」であり、「和歌・短歌ジャンルの案内書」であり、ひいては「文学概論」でもある。古典の紹介が多いのも、特徴の一つだろうと自負する。 むろん、全体としては、「初心者が楽しく読める」点と「初心者の役に立つ」点とに、最も留意した。 (おわりにより)
【下巻 目次より】
第3章 助詞――「テニヲハ」の基本を固めよう
第4章 動詞――文語と口語で、どのように「活用」が違うか
第5章 さまざまな品詞――その特性と個性を知ろう
おわりに
( 【上巻 目次より】
第1章 辞書――「ことばの羅針盤」について知ろう
第2章 動動詞――まずは「文語文法のかなめ」から
付録・活用表 )
装幀=猪瀬悦見
2002.11.24刊
四六判上製/208頁
ISBN-10桁: 4-88551-732-X
ISBN-13桁: 978-4-88551-732-7