巻頭作品 30首
島田修三「放課後の音楽室」
第2回塚本邦雄賞受賞後第一作 30 首
高木佳子「船、善き人の」
特別作品 36首
森島章人「変幻」
座談会「現代短歌史と私たち」
穂村弘(コーディネート)/大森静佳/川野里子/永井祐/東直子/水原紫苑
(再録)「モダニズム短歌特集」(初出「短歌研究」1951年8月号)
(再録)「戦後派の言葉(塚本邦雄)」(初出「日本短歌」1951年10月号)
作品連載 第2回 30首
藤原龍一郎「陽光の下、東京は死ぬ」
古谷智子「夢の裾」
長澤ちづ「虫の挨拶」
十首の世界(五十音順)
飯田彩乃「昼と夜と星」
今橋 愛「紺の髪ごむ」
魚村晋太郎「玄室」
大塚寅彦「たましひの樹」
小佐野彈「ごめん、ただいま」
小原奈実「篩」
川谷ふじの「サービスタイム」
楠 誓英「羊歯と月」
佐伯 紺「地に足を」
佐藤モニカ「春の海まで」
白川麒子「琴線」
菅原百合絵「花咲く乙女たち」
田中 槐「紐を引いて」
谷岡亜紀「雨のマリエンバードで」
田村 元「ハラミと俠客」
千葉 聡「九月の指」
塚田千束「夏至を終え」
鳥居「残火」
柳澤美晴「くわうこん」
雪舟えま「宇宙一の宝」
横山未来子「層」
祝・工藤吉生『世界で一番すばらしい俺』映画化インタビュー
「映像と短歌の距離」監督・山森正志
作品20首 工藤吉生「一六〇から一七九」
連続企画
篠弘インタビュー(最終回)「戦中歌人の抵抗――大日本歌人協会の解散劇」
連載 東直子の「楽歌* 楽座」
第5回 カナリア諸島へヴァーチャル吟行歌会
ゲスト=黒瀬珂瀾・小坂井大輔・初谷むい・松村由利子
連載
小島ゆかり サイレントニャー 〜猫たちの歌物語♯6
吉川宏志 1970年代短歌史6
安田登 輪廻の妄執に帰るぞや――能楽師の勝手がたり3
佐藤弓生・千葉 聡 人生処方歌集 34
工藤吉生 Twitterで短歌さがします6
書評
堂園昌彦│『森岡貞香全歌集』/三上春海│加藤治郎著『岡井隆と現代短歌』/森垣岳│奥村知世歌集『工場』/井ヶ田弘美│普光江文江歌集『心の風景』/黒岩剛仁│大下一真歌集『漆桶』/今井恵子│川本千栄歌集『森へ行った日』/柏木節子│菊一子歌集『ここに生く』
短歌時評=山崎聡子│属性は「私」か
第65回「短歌研究新人賞」募集要項
作品季評第120回・後半
小池光(コーディネーター)/魚村晋太郎/北山あさひ
歌集歌書評・共選=小見山 泉/近江 瞬
島田修三 選 短歌研究詠草
特選 船岡房公