吉井勇の旅鞄

いのち短し恋せよおとめ〜(「ゴンドラの唄」)で一世を風靡した若き伯爵歌人・吉井勇。
その壮年期は社交界を巻き込んだ一大スキャンダル「不良華族事件」からはじまる激動があった。
はじめて明かされる長い漂白と隠遁の日々。
晩年の円熟した境地に至るまでを丹念に追う。


目次

序章 

第一章 相模相聞居時代から渓鬼荘結廬まで 白秋描く「勇像」/猪野々日記/雅澄の妻/わびずみの記/春待つ心/巡礼日記/瀬戸英一の死/土佐への初旅/猪野々籠り/渓鬼荘/田村敬男と京都政経書院/夢二の死/歌集『人間経』/水蔭の客死と結廬 

第二章 上京と「遍路」創刊 寂しければ/歌の師・鉄幹/微熱抄/娑婆風流/孤独地獄/市川仮寓と「遍路」の創刊 

第三章 歌行脚 白鳥歌はず/杉皮装『わびずみの記』/歌行脚1讃岐路・伊予路/歌行脚2瀬戸の島々/歌行脚3中国路・鯉城歌抄/歌行脚4九州路・「五足の靴」/歌行脚5九州路・火祭り/歌行脚6南予路・帰山/大原富枝の「渓鬼荘を訪ねて」 

第四章 流離時代の終わり 駿河路の春/富士を仰ぐ/父と子の歌行脚/阿波行・モラエス/南国土佐大博覧会・茂吉の手紙/伯方島/戦雲来/益喜出征/薩摩がえり/築屋敷/天彦


四六判ハードカバー/428頁
定価5,940円(本体5,400円)
ISBN 978-4-86272-633-9
販売価格 5,400円(税込5,940円)

カテゴリーから探す

コンテンツ