「気付き、発見、認識系のただごと歌」を提唱し、その実践に努めてきたが、
その成果はこの集において如何であろうか。 奥村晃作(あとがきより)
2024年の初春から2025年初夏までの作品から314首を収録した第二十歌集。
「散歩の歌」や八十代後半の日常の中で、こころに触れたさまざまのこと、
短歌への思いが歌われている。
《歌集より》
寄せて来てテトラポッドにうち当たりしぶけるまでの波を見たりき
アジサイの葉はみな緑ぎっしりと皿なす蕾も緑いろなる
戦争は何でも有りの悪だから戦争やめろヤメテクダサイ
あといかほど生かさるるかは知れねども歌作り、読み、佳き歌を推す
転がりし薄黄緑の梅の実がそのままありぬ昨日の道に
《著者プロフィール》
1936年、長野県生まれ。
東大在学中に「コスモス」入会、宮柊二に師事。
1985年に高野公彦や桑原正紀らと「棧橋」を創刊(2014年まで)。
現代短歌の一領域として「ただごと歌」を提唱、認知させた。
本書は第二十歌集となる。
装幀=岡 孝治
2025.9.8刊
コスモス叢書
四六判並製/204頁
ISBN978-4-86272-812-8
【お知らせ】
奥村晃作歌集『天啓』を読む会(オンライン)・聴講を開催します。聴講は無料です。
2026年1月18日(日)14:00〜16:00
主催:短歌研究社
レポーター:今井聡、斉藤斎藤、谷川由里子(五十音順)
司会:石川美南
聴講希望の方はこちらからお申し込みください。
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https://forms.gle/xRarNNJAz8bkWxnW6
【申し込み締切】2026年1月13日(火)