前衛短歌の旗手、塚本邦雄――その没後、同時代を生きた盟友として
自ら厳選した代表歌五百首を深く、熱く、 読み解き語る
菱川善夫、畢生の仕事 !
解説=永田和宏 資料=塚本邦雄五百首
【著者プロフィール】
菱川善夫(ひしかわ・よしお)
1929年、小樽市に生まれる。小樽中学時代から作歌をはじめ、北海道大学大学院時代の1954年に「短歌研究」第一回新人評論に「敗北の抒情」が入選。以降評論活動を展開、前衛短歌運動の理論的支柱となる。2007年死去。
『菱川善夫著作集』(全10巻、沖積舎)、『菱川善夫歌集』(2013年、短歌研究社)等著書多数。
写真・装幀=間村俊一