■巻頭作品
岡野弘彦 「海の防人歌」 二十首
馬場あき子 「旧秋孤宴」 二十二首
■作品連載 新シリーズ第一回 三十首
栗木京子 「画鋲のひかり」
笹 公人 「或る恋の終わり」
武田穂佳 「チェリッシュ」
■特集 いよいよ京都、大特集
第一部 京都歌人の「平成じぶん歌」 三十首(連続企画 第八回)
神谷佳子 「水仙」
中津昌子 「ただまぶしくて」
林 和清 「八白土星己亥平地木またはセラフィムの年」
前田康子 「ハッピーハイツ」
松村正直 「ふるさとへの旅」
土岐友浩 「落下するヒポカンパス」
大森静佳 「涙の壺」
藪内亮輔 「記憶の柩」
第二部 河野裕子 「1981年のコロキウム」(原稿発掘)
第三部 対談 吉川宏志 vs. いしいしんじ
「京都に聞こえる歌の残響」
■新連載
品田悦一│万葉の名歌 評価一新の企て
■連載
今井恵子│短歌渉猟―― 和文脈を追いかけて 24
和文脈の中の<私>?
松岡秀明│光をうたった歌人―― 新・明石海人論 12
明石海人『白描』の冒頭の一連「診断の日」(二十三首)を読む(1)
佐藤弓生・千葉聡│人生処方歌集 6
症例6:お祝いの言葉に迷ったら
五十嵐淳雄│塚本邦雄の映画手帳 27
「情事」(1960年)/「太陽はひとりぼっち」(1962年) ■書評 女性歌人の歌集を読む
水原紫苑・吉岡太朗│馬場あき子歌集『あさげゆふげ』
三枝浩樹│栗木京子歌集『ランプの精』
江戸 雪│小島ゆかり歌集『六六魚』
栗原 寛│米川千嘉子歌集『牡丹の伯母』
なみの亜子│佐伯裕子歌集『感傷生活』
田口綾子│春日真木子歌集『何の扉か』
■短歌時評
山田 航 │ 「面白い設定」の連作ふたつ
■作品季評(第109回・後半)
佐佐木幸綱(コーディネーター)/富田睦子/小佐野彈
三枝?之「あんずの日々、金木犀の日々」 30首
睦月都「夏の影」 30首
小島ゆかり歌集 『六六魚』
■最近刊歌集・歌書評・共選
櫟原聰/藤田千鶴/井上法子
■高野公彦 選 短歌研究詠草
特選
荒川ゆみ子
準特選
佐々木泰子 岡本正子 榎本圭子 中山忠義 桝田紀子 井上政彦
瑞慶村悦子 小泉和雲 中村仁彦 田中啓介 清水三朗 長友聖次
吉岡健児 中川文和 久保親二 奥田ミヨ子
■うたう★クラブ197回 加藤治郎コーチ
■口絵エッセイ 日本の年中行事の歌
千葉 聡│ バレンタインデー
☆第37回「現代短歌評論賞」応募要項発表
アートディレクション+デザイン│鈴木成一デザイン室(協力:生沼伸子)
イラストレーション│小林夏美