短歌研究 2019年2月号

■巻頭作品

岡野弘彦 「海の防人歌」 二十首
馬場あき子 「旧秋孤宴」 二十二首


■作品連載 新シリーズ第一回 三十首

栗木京子 「画鋲のひかり」
笹 公人 「或る恋の終わり」
武田穂佳 「チェリッシュ」
■特集 いよいよ京都、大特集 

第一部 京都歌人の「平成じぶん歌」 三十首(連続企画 第八回)

神谷佳子 「水仙」
中津昌子 「ただまぶしくて」
林 和清 「八白土星己亥平地木またはセラフィムの年」
前田康子 「ハッピーハイツ」
松村正直 「ふるさとへの旅」
土岐友浩 「落下するヒポカンパス」
大森静佳 「涙の壺」
藪内亮輔 「記憶の柩」

第二部 河野裕子 「1981年のコロキウム」(原稿発掘)

第三部 対談 吉川宏志 vs. いしいしんじ
「京都に聞こえる歌の残響」


■新連載

品田悦一│万葉の名歌 評価一新の企て

■連載

今井恵子│短歌渉猟―― 和文脈を追いかけて 24
和文脈の中の<私>?

松岡秀明│光をうたった歌人―― 新・明石海人論 12
明石海人『白描』の冒頭の一連「診断の日」(二十三首)を読む(1)

佐藤弓生・千葉聡│人生処方歌集 6
症例6:お祝いの言葉に迷ったら

五十嵐淳雄│塚本邦雄の映画手帳 27
「情事」(1960年)/「太陽はひとりぼっち」(1962年) ■書評 女性歌人の歌集を読む

水原紫苑・吉岡太朗│馬場あき子歌集『あさげゆふげ』
三枝浩樹│栗木京子歌集『ランプの精』
江戸 雪│小島ゆかり歌集『六六魚』
栗原 寛│米川千嘉子歌集『牡丹の伯母』
なみの亜子│佐伯裕子歌集『感傷生活』
田口綾子│春日真木子歌集『何の扉か』
■短歌時評

山田 航 │ 「面白い設定」の連作ふたつ


■作品季評(第109回・後半)

佐佐木幸綱(コーディネーター)/富田睦子/小佐野彈
三枝?之「あんずの日々、金木犀の日々」 30首
睦月都「夏の影」 30首
小島ゆかり歌集 『六六魚』


■最近刊歌集・歌書評・共選

櫟原聰/藤田千鶴/井上法子


■高野公彦 選 短歌研究詠草

特選
荒川ゆみ子
準特選
佐々木泰子 岡本正子 榎本圭子 中山忠義 桝田紀子 井上政彦
瑞慶村悦子 小泉和雲 中村仁彦 田中啓介 清水三朗 長友聖次
吉岡健児 中川文和 久保親二 奥田ミヨ子


■うたう★クラブ197回 加藤治郎コーチ 

■口絵エッセイ 日本の年中行事の歌

千葉 聡│ バレンタインデー


☆第37回「現代短歌評論賞」応募要項発表



アートディレクション+デザイン│鈴木成一デザイン室(協力:生沼伸子)
イラストレーション│小林夏美
販売価格 1,000円(税込1,100円)

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